
賞与は、毎月の給与とは税額の計算のしかたが違います。勤務先はまず社会保険料を差し引き、次に前月の給与を国税庁の「賞与に対する源泉徴収税額の算出率の表」に当てはめ、その行の率が賞与全体の税率になります。同じ額の賞与でも、人によって税額が違うことがあるわけです。冬の賞与は12月に支払われるので、その計算ツールを作りました。
賞与から残る額
ボーナス手取り計算ツールでは、賞与の額、前月の給与、年齢、家族構成を入力します。月給30万円で家族のいない人が60万円の賞与を受け取ると、社会保険料88,140円と所得税20,904円(税率4.084%)が引かれ、490,956円が残ります。ページには保険料の内訳、4月から健康保険料に加わった子ども・子育て支援金、税率を決めた表の行も表示されます。

算出率の表を使わない場合
社会保険料を引いた賞与が、前月の給与(社会保険料控除後)の10倍を超えると、この表は使いません。月給15万円で200万円の賞与なら、月額表で税額を計算して96,180円になります。表の率なら71,549円でした。厚生年金保険料がかかるのは、1か月の賞与のうち150万円までです。

あとからかかる分
賞与から住民税は引かれませんが、賞与はその年の所得に含まれます。60万円の賞与なら、年末調整で904円が戻り、2027年6月からの住民税は年間で約39,200円増えます。最終的に賞与から残るのは約452,660円です。

このツールはHubの7つの言語で使え、手取り計算機にも、月給2か月分の賞与ならいくら残るかが出るようになりました。

